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ボッシュ自動車整備機器 ボッシュのテスター機器を紹介します。

ソフトウェア

ESI[tronic]

ESI[tronic]ソフトウェアには様々な車両の診断・技術・修理・整備に関する基本情報が収録されています。これらの情報はワークショップのニーズに合わせて選択することができ、導入後は年3回のアップデートで常に最新の情報を得ることができます。KTSシステムテスターと組み合わせて使用することで、実測値と基準値の比較を同時に行うことができ、クォリティと効率性の高い故障診断を行うことが可能です。

ESI – A 車両装備・部品検索

ボッシュ品番と自動車メーカー品番を同時に見ることができます。

ESI – B 作業工賃表

各社異なる整備作業の工賃表を閲覧することができます。工賃単価を登録することで工賃計算が解りやすくなります。

ESI – C9 車両診断とSISトラブルシューティングマニュアル

4万種以上のトラブルシューティングマニュアルと2万5千種類以上のコントロールユニット診断が可能になる、KTS用ソフトウェアです。

ESI – P 車両ボディー配線図

車両のエアコン・ワイパー・灯火装備等のコンフォートエレクトロシステムの配線図が閲覧可能です。

ESI – M 車両メカニカル

ホイールアライメントデータやメンテナンススケジュール、ベルト類の交換要領など、広範囲な技術情報などを閲覧できます。

ECU診断テスター KTSシリーズ

KTS530 / 540 / 570

ボッシュシステムテスターのフラッグシップモデルです。ESI[tronic]ソフトウェアに収録されているマニュアルを閲覧しながら診断を進めていくことができます。パソコンを使用する診断機ですので画面が見やすく検索しやすいのが特徴です。また、正規ディーラー車であれば車検証にある『車両型式』で検査車両の特定が簡単に行えます。対応車両は国産車~輸入車、軽自動車~大型自動車まで幅広く、多種多様な車両に対応しています。もちろん、OBDⅡ以前の車両にも対応しています。

KTS530(ベーシックモデル)

パソコンに繋いで使用する診断モジュールです。フォルトコードの読み出し、消し込みはもちろん、アクチュエータテストもできます。ユニバーサルOBDコネクターと豊富なアダプターケーブル(オプション)、マルチプレクサ―機能の組み合わせが、全てのOBDコネクターを接続可能にし、また自動的にコントロールユニットを識別します。パソコンを使用することでCAS[plus]によるESI[tronic]の情報を比較しながら診断を行うことができる為、診断を簡単にスピーディーな物にします。

KTS540(Bluetooth機能付モデル)

ベーシックモデルのKTS530に対しブルートゥースの機能を持たせた診断機です。これにより車両とテスター間のケーブルがなくなる為、快適な作業が実現できます。

KTS570(オシロスコープ機能付モデル)

KTS540に対し、2チャンネルオシロスコープ機能を搭載しています。これによりテストステップと同時に行われる診断ケーブルの信号を診断することができます。

KTS340

操作性を追求したコンパクト型診断機です。オシロスコープ機能はありませんがタッチパネルによる操作性は直観性に優れており扱いやすくなっています。コンパクトな本体は軽量で、耐衝撃性に優れています。専用ESI[tronic]による診断マニュアルを閲覧でき、CAS[plus]が利用できます。

KTS200

KTSシリーズ上最小スペックの診断機です。最小ですが、一般的なコードリーダーとは違い、しっかりと診断機の役目を果たします。サービスインターバルのリセットはもちろん、オイルやタイヤサービス・ブレーキ・ヘッドライトサービスなど、対応しています。KTS200は340同様に専用ESI[tronic]を使用していますが、マニュアルがない為、CAS-[plus]は利用できません。マニュアルが必要な方にはオプションのESI[tronic]をご案内しています。

エンジンシステムテスター FSAシリーズ

FSA720 / 740 / 760

電子化の進む自動車部品ですが、『僕を交換してください!』と言ってくれる部品はありません。むしろ、異常コードが出る電子機器は『僕が正常に働けない!何とかして!』と言っているのです。異常コードが出る電子機器自体に不具合があるとは限らないからです。ですから、異常を訴える電子機器がどうして異常コードを発するのかを考え、見つけなければなりません。ボッシュのFSAはコンポーネントテストができるので、これらの故障を発見することができ、また、エンジンテスト機能もあるのでエンジンの状態を確認することができます。人が健康診断を行うのに、血液検査や心電図検査・尿検査等を行いますが、車も同じように診断をすれば異常を予知することや発見することができます。これを可能にするのがFSA(エンジンアナライザー)です。

FSA720

パソコンに繋いで使用する診断モジュールです。エンジンテスト・コンポーネントテスト・シグナルジェネレーター機能があり、高性能オシロスコープが付いています。既にKTS5シリーズを使用している場合には拡張することができます。


⇒エンジンテスト
  ◇バッテリー暗電流計測
  ◇バッテリー/スターター/コンプレッション測定
  ◇オルタネーター測定
  ◇一次側イグニッション測定
  ◇二次側イグニッション測定
  ◇点火タイミング点検
  ◇排気ガス測定(別売排気ガステスターBEA装備時)
  ◇インジェクション測定
  ◇排気ガス排圧測定
  ◇チャージ圧測定(インテークマニホールド圧力)
⇒コンポーネントテスト
  ◇各種センサーやアクチュエーター等の個別テスト
   ○CAN,BUSシステム
   ○ダイオード/LED
   ○スロットルポジションセンサー
   ○クランクポジションセンサー
   ○ノックセンサー
   ○ホイールスピードセンサー
   ○サプライポンプ
   ・・・等他
⇒オシロスコープ診断
  ◇ユニバーサルオシロスコープ測定(ほぼデジタルトリガー)
   2チャンネルで信号や電圧、電流等を測定、観察することができます。
  ◇イグニッションオシロ測定(一次/二次)
  ◇特殊曲線測定(ほぼアナログトリガー)
   エンジン回転数の変化における二次側電圧等の測定、観察ができます。
  ◇特殊曲線CH1-CH2(ほぼアナログトリガー)
   2チャンネルで信号や電圧、電流等を測定、観察することができます。
⇒URI診断(電圧(U)抵抗(R)電流(I))
  ◇電圧分析
  ◇電流分析
  ◇マルチメーター
  ◇導通チェック
  ◇プレッシャー(気圧・液圧測定)※液圧測定には別売りのセンサーが必要です。
⇒シグナルジェネレーター診断
  ◇矩形波・正弦波・DC(直流)・三角波の疑似信号でECUシステムチェック等を行うことができます。

FSA740

FSA720に専用トロリーに19インチモニターとWindowsPCがセットされたコンプリートモデルです。FSA専用のトロリーはワークショップ内での実用性に優れ、FSAの構成ケーブル等をより扱い易くします。

FSA760

FSA7シリーズのハイエンド(最上級グレード)モデルです。FSA740をタッチパネルにしたモデルで、操作性をより直感的にしています。

FSA500

モバイル型システムアナライザーで、内蔵バッテリーを
 搭載し、ワイヤレスでパソコンと接続します。FSA7シリーズ同様、メニューに沿ったテスト手順により効果的なトラブルシューティングが可能です。

◎基本構成
 ◆バッテリークランプ(+/-)
 ◆1000A電流測定クランプ
 ◆マルチケーブル(赤/黒)
 ◆マルチケーブル(黄/青)
 ◆トリガークランプ
 ◆ユニバーサルセカンダリーセンサー
 ◆接続ケーブル端子:1/15(Uni-LineⅡ)
 ◆エア圧力ホース

FSA050

FSA7シリーズ及びFSA500で対応していない高電圧測定ができるFSA7シリーズ及び500の補佐的テスターです。Bluetooth機能を搭載し、測定結果をFSAに転送することができます。現在普及しつつあるハイブリッド車や電気自動車に対応しており、自ら高電圧を発生し行う絶縁抵抗測定や、絶縁解析等も行うことができるマルチテスターです。単独での使用も可能でマルチメータ機能も付いています。

MMD540H

ハイブリッド車の高電圧測定に対応したサーキットテスターです。
ハイブリッド車の場合、走行用バッテリーに求められる直流電圧が100~400Vと高くなっており、また車両側には耐圧600Vの絶縁ゲート・ハイボラ・トランジスタ(IGBトランジスター)が電源回路遮断器として使用されています。この為MMD540Hは過電圧種類の設置カテゴリがCATⅢ1000V/CATⅣ600Vに準拠した製品となっています。
またMMD540Hは通常のサーキットテスターの機能の他に温度、ドエル、デューティー比、Msパルス、回転数が測定可能です。(ドエル、回転数測定はディストリビューターを使用している車両に限ります。)

RTM215J

ディーゼル車継続検査(車検)で必需品のオパシメータです。
簡単操作でプリンターを標準装備しています。
システムテスターKTSと連携すれば、故障診断や整備にも使用可能です。

バッテリー関連製品

BAT131


最新型のバッテリーテスターで、メニューガイドに沿って直感的な操作ができます。従来のスタンダードバッテリーから最新のAGMバッテリーまで対応しています。CCA電流はJIS、SAE、EN等の各規格に従って、100~2,000Aの間で設定可能です。無負荷試験法によって短時間で正確な測定結果を得ることができ、内蔵プリンターでバッテリーの状態をグラフ表示で即座にプリントアウトできます。
また、従来品では難しかった新品バッテリーの良否判定ができるようになっています。

BAT490


BAT490はリプログラミングに対応した高性能バッテリーチャージャーです。電子化の進む昨今の自動車は、イグニッションON時に流れる電流値がとても高く、エンジン停止状態で故障診断を行うとバッテリーの著しい出力低下によって誤診断をしてしまうおそれがあります。BAT490のバッファモードによる電流補填機能は、車両側の要求電流に90Aまで応えることができるので、安心確実な診断ができるのはもちろん、エンジンを始動状態にせずに長時間の診断に対応できるのでガソリンを無駄に消費したりせず、環境にもユーザー様にもやさしい診断整備を行うことができます。